スマイルを実践
コンテスト総合1位店舗の
店長挑戦記
店長
Tさん
中途入社15年目
店舗を“人の笑顔”の交差点に。「スタッフ・オブ・ザ・イヤー」総合1位の店舗に選ばれた店長は、毎日の基本を徹底し、地域とつながり、チームの心を一つにする店づくりで「スマイルスーパーマーケット」を体現しています。今回は、その現場力とマネジメントの要を聞きました。
インタビュアー
本日はよろしくお願いいたします。今回は、輝かしい実績をお持ちの先輩社員として、店長にお話を伺います。学生の皆さんにとって、目指すべきリーダー像や、地域社会との関わり、そして大阪屋ショップで働くことのやりがいなど、多くの学びがあるかと思います。よろしくお願いいたします。
店長
はい、よろしくお願いします。
未来のお客様へ。地域と共に歩むスーパーマーケット
インタビュアー
まず、大阪屋ショップが地域社会とどのように連携しているかについてお伺いします。何か具体的な取り組みはありますか?
店長
毎年、地域の小学校3年生が社会科見学の一環で、スーパーマーケットの仕事を見に来てくれています。普段は見ることのできない作業場の様子や、お客様に商品を買っていただくための売場の工夫などを、子どもたちにも分かりやすく説明しています。
インタビュアー
それは素晴らしい地域貢献活動ですね。
店長
未来のお客様であり、もしかしたら未来の従業員かもしれない子どもたちに、スーパーの仕事を好きになってもらえたら嬉しいですね。今後は、地域の学校のバザーに参加するなど、もっと積極的に地域に出ていく活動も構想しているところです。
No.1店長の秘訣は「当たり前の継続」。チームで掴んだ栄光
インタビュアー
店長のお店は、「スタッフ・オブ・ザ・イヤー」で総合1位を受賞されたと伺いました。No.1の評価を得られた要因は、何だったのでしょうか?
店長
何か特別なことに取り組んだわけではないんです。実は昨年、お店を改装したのですが、その時に「綺麗になった売場を維持しよう」「挨拶を徹底しよう」とお店の従業員皆で決めたことを、一年間ずっと継続してきただけなんです。

店長
私一人の力ではなく、従業員の皆が同じ想いで取り組んでくれたからこそ頂けた評価だと思っています。本当にチームみんなのおげです。
リーダーの言葉。想いを翻訳し、チームを一つに
インタビュアー
その素晴らしいチームを率いる上で、コミュニケーションにおいて大切にしていることはありますか?
店長
毎朝の全体朝礼と、昼のチーフミーティングを欠かさず行っています。そこで意識しているのは、会社からの指示をそのまま伝えるのではなく、一度自分の言葉に翻訳して話すことです。「会社の意図はこうだけど、うちの店ではこういう風に頑張っていこう」と、私の意思を加えて伝えることで、皆が自分事として捉え、行動しやすくなると思っています。
インタビュアー
まさに、チームの羅針盤となる言葉ですね。
店長
はい。皆の目線に合わせて、分かりやすい言葉で、想いがしっかり伝わるように心がけています。

成長の源は「人との出会い」。感謝が力を生む
インタビュアー
店長ご自身が、ここまで成長できた原動力は何だったのでしょうか?
店長
「人に恵まれてきた」、この一言に尽きます。これまで、たくさんの方に可愛がっていただき、時には厳しく指導もしていただきました。惣菜部門にいた頃の上司やスーパーバイザー、そして今の店舗の従業員の皆さん。本当に多くの人に支えられて、今の私があります。誰かが居てくれるおかげで自分がいる、という感謝の気持ちは、常に心の中にありますね。
インタビュアー
コンテストの副賞として、アメリカへ視察研修にも行かれたそうですね。
店長
はい。他業種の方々と一緒に、アメリカのスーパーマーケットや小売業の現場を視察する貴重な機会をいただきました。見るものすべてが大きく、日本とは全く違う文化に触れることができ、非常に良い刺激になりました。またいつか行けるように、これからも頑張りたいです。
挑戦を後押しする文化と、目指す未来

インタビュアー
店長として輝かしいキャリアを築かれていますが、今後さらに挑戦してみたいことはありますか?
店長
今は店長として楽しくやらせてもらっていますが、いつか店舗を離れて、商品の調達を担う「商品部」の仕事も経験してみたいという想いはありますね。
インタビュアー
実は他の社員の方からも、同様に「新しい部署に挑戦したい」という声をよく聞きます。
店長
大阪屋ショップには、「こうなりたい」という想いを申告できる制度があります。実際に、本人の希望がきっかけで、キャリアチェンジした例もたくさんあります。熱い想いがあれば、どんどん実現に近づける会社です。
インタビュアー
最後に、店長として、そして大阪屋ショップの一員として、お客様に何をお届けしたいですか?
店長
まだまだ私自身、No.1だと思ったことは一度もありません。これからもチーム一丸となって、お客様が買い物を終えた時に、「優しい気持ちになって帰っていただける」、そんなお店を作っていきたいです。
インタビュアー
心温まるお話をありがとうございました。今後の更なるご活躍を期待しております。
