パート・アルバイト採用

スマイルで駆け上がる 新卒からSVへ。
人事×現場が本音で語る「大阪屋ショップの成長方程式」

グロサリー
スーパーバイザー
Hさん
新卒入社4年目

コロナ禍で「食」という生活インフラの価値を再認識し、大学で学んだ経営・マーケティングの実践の場を“お客様との近さ”に求めて大阪屋ショップへ入社したHさん。
新卒→担当→チーフ→SV(グロサリー)へと早期にステップアップできた背景には、経営理念「感謝の商い」「薄利多売」を軸にした育成設計と、人事の伴走があります。

インタビュアー

本日はよろしくお願いいたします。今回は、若手の先輩としてSV(スーパーバイザー)として活躍されているHさんに、入社後のキャリアステップや若手リーダーとしての奮闘について伺います。また、人事担当の方にも同席いただき、会社の人材育成への想いも併せてお聞きします。よろしくお願いいたします。

Hさん
人事担当者

よろしくお願いします。

不確実な時代だからこそ選んだ、
「食」という揺ぎないフィールド

インタビュアー

まずは就職活動時代についてお伺いします。Hさんが就活をされていたのは、ちょうどコロナ禍の真っ只中だったそうですね。

Hさん

はい。先輩から「急に求人がなくなった」という話を聞き、どんな環境変化にも左右されない安定した業界がいいと考えるようになりました。その中で、人が生きていく上で絶対に欠かせない「食」を扱う業界に強く惹かれました。

インタビュアー

数ある食品関連企業の中で、大阪屋ショップを選んだ決め手は何だったのでしょうか?

Hさん

大学で経営やマーケティングを学んでいたので、メーカーよりもお客様との距離が近い小売業で、モノの売買をダイレクトに体験したいという想いがありました。中でも大阪屋ショップは、富山県でトップのシェアを誇っていたので、ここで挑戦してみたいと決意しました。
大学のゼミで、地元企業と協力して商品開発やSNSでの販促活動を経験したことも、この仕事に興味を持つ大きなきっかけになりました。

新入社員からチーフ、そしてSVへ。
各ステージで意識してきたこと

インタビュアー

Hさんは、新入社員、担当社員、チーフ、そして現在のSVと、着実にキャリアを積まれています。それぞれのステージで、どのような想いで仕事に取り組んでこられましたか?

Hさん

【新入社員・担当社員時代】
まずは商品知識を徹底的に覚えることを意識しました。私が担当したグロサリー部門は商品数が膨大で、お客様やパート・アルバイトの皆さんから質問される機会が非常に多かったんです。「社員として、しっかり答えなければならない」という責任感から、商品一つひとつに興味を持つようにしていました。

【チーフ時代】
シフト作成などを任されるようになり、チームをいかに円滑に動かすかを考えるようになりました。特定の人に仕事が偏らないように配慮し、不満の芽を摘むことを常に意識していましたね。問題があれば一人で抱え込まず、店長に相談しながら改善に努めました。

【SV(スーパーバイザー)時代】
数字を見る癖をつけることに注力しています。チーフ時代は部門全体の予算を見ていましたが、今はさらに深く、カテゴリー別、単品別に「なぜ悪いのか」を突き詰めて分析する必要があります。より緻密な視点で売場を改善していくことが、今の自分に課せられた役割だと感じています。

インタビュアー

新入社員の頃から非常に責任感が強い印象を受けます。

人事担当者

彼は内定者の頃からそうでした。当時はコロナ禍で、内定者フォローも全てZoomで行っていましたが、その中でも彼は見事にリーダーシップを発揮していました。コミュニケーション能力が高く、入社前から「楽しみな人材だな」と感じていましたね。
私たちは、内定段階から食事会などを通じて内定者同士の横のつながりを作ることを大切にしています。同期との繋がりがもたらす安心感は、入社後の成長に直結すると考えているからです。

「義務教育」と呼ぶ3年間。
会社が用意する、成長への万全なサポート

インタビュアー

これまでのキャリアで、特に役立った研修制度はありますか?

Hさん

新入社員研修です。特に最初の1週間、研修施設に集まって徹底的にレジ操作を学んだ経験は大きかったです。大阪屋ショップは「お客様をお待たせしない」ことを非常に重視しており、全社員がレジ応援に入れる体制を徹底しています。
この研修のおかげで、レジ応援への苦手意識がなくなり、自信を持ってお客様の前に立てるようになりました。

人事担当者

おっしゃる通り、大阪屋ショップの原点は「感謝の商い」「薄利多売」という経営理念です。「ここに大阪屋ショップがあって良かった」とお客様に喜んでいただくこと。そのために、ストレスなくお買い物をしていただくことが私たちの使命です。
レジ研修は、その想いを全社員が共有するための第一歩でもあります。私たちは、入社から3年間を大阪屋ショップで活躍するための「義務教育」の期間だと位置づけています。この期間に、業務知識や技術、社会人としてのマインド、キャリアビジョン、仲間との関係作りといった基礎を徹底的に身につけてもらいます。
そのために、直接・間接的に深く関わっていきます。ポイントは「前倒し」です。3年経ってから「さあチーフ」では遅い。任せる前に、任せる準備を会社が用意する。そのために、毎年その世代と現場の状況に合わせて研修内容をアップデートし続けています。

「スマイルスーパーマーケット」の実現に向けて

インタビュアー

SVとして、その「スマイルスーパーマーケット」という理念を、どの様に実現しようとされていますか?

Hさん

私はお客様と直接お会いする機会は少ないですが、間接的に貢献できると考えています。例えば、商品が通路にはみ出して歩きにくい売場を改善し、お客様が快適にお買い物できる空間を作ること。
また、働くフレンドさん(パート・アルバイト)たちの不満や悩みに耳を傾け、チーフや店長との橋渡し役になることで、スタッフが笑顔で働ける環境を整えること。
従業員の皆さんの働きやすさが、結果的にお客様へのより良いサービスに繋がると信じています。

人事担当者

彼の言う通り、お客様はもちろん働く仲間や取引先様への感謝にも向けられています。何か壁にぶつかった時、私たちは必ずこの経営理念に立ち返ります。「薄利多売」という言葉も、単に安く売るのではなく、知恵を絞り、少しでも安く商品をご提供することで、お客様の笑顔につなげることです。

若手に期待すること、そして未来への挑戦

インタビュアー

最後に、人事担当者として若手社員に期待することを教えてください。

人事担当者

まずは、経営理念を深く理解し、行動で示せる人になってほしいです。その上で、時代の変化に対応できるよう常にアンテナを張り、どんどん新しいことにチャレンジしてほしいですね。
そして、仕事の中に「楽しみ」を見出し、その楽しさをお客様や仲間に伝えていけるような人材に成長してくれることを期待しています。経験を積む中で、自分の仕事の「軸(バックボーン)」をしっかり持ってほしい。その軸があれば、どんなキャリアを描いたとしてもブレることはありませんから。

インタビュアー

Hさんご自身は、今後どのようなことに挑戦していきたいですか?

Hさん

正直、まだ迷っています。お客様と直接関わる店長や副店長といった仕事にも魅力を感じますし、会社の売上を支える商品部の仕事にも興味があります。この会社には、まだまだ挑戦したいと思えるフィールドがたくさんあるので、SVとしての役割を全うしながら、次の目標を探していきたいです。

インタビュアー

迷えるほど多くの可能性がある、ということですね。若きリーダーの今後のご活躍を期待しています。本日はありがとうございました。

インタビューをもっとみる