PROJECT STORY
PROJECT STORY プロジェクトストーリー

STORY 02

進化するお惣菜

~美味しさへの追及~

大阪屋ショップでは、新規出店や店舗のリニューアルを機に、年々お客様ニーズが高まる惣菜製品(揚物やお寿司、お弁当、調理品など)の大幅な見直しと新商品開発をおこなっています。すぐに食べることが出来る調理済みの食事メニューをテイクアウトで利用されるシーンが増えるなか、どんなことを重要視して進化させようとしているのか、その裏側に迫りました。

01
「おかずの一品」から、
「おいしい食事」へ。

スーパーマーケットのお惣菜と言えば、「便利なおかず」というイメージが強かったと思います。しかし近年、お客様が私たちに求めるものは、飲食店で食べるメニューと遜色のない「美味しさ」に変わってきています。私たちはこれまで揚物などの「おかず」を幅広く提供することに力を入れてきましたが、お客様のニーズや食スタイルの変化に寄り添い、「また食べたい」と思ってもらえる「美味しい食事」に特化したメニューの開発と品揃えへ方向転換を図ることを決意しました。

02
従業員の意識改革で臨んだ
大規模リニューアル。

「美味しい食事」をお客様に提供しましょう。をコンセプトに、すべての商品を見直すとともに、全く新しい商品ラインナップの開発に取り組むことになりました。すべてを見直すということは、レシピの見直しも含むため、店舗オペレーションも再構築の必要があります。大きなハードルに挑む中、最も困難だったのが、商品を製造し、お客様に商品を提供するチーフや担当者、パートさんの意識改革です。作り手の思いは商品に表れます。これまでより製造工数が増えることもあり、新しい想いと考え方で臨むことで初めて、お客様に伝わるのではと考えました。

03
外食に負けない
おいしさを作る。

「おいしい食事を作りたい」という想いを具現化するためには、新しい組み立ての中で、様々な課題を乗り越えないといけません。社内で議論した結果、「お客様の美味しく手軽に食事をしたいというニーズにもっと応えよう」をコンセプトに、サラダやお弁当など日常的なものからハレの日にふさわしいものまで、おおよその商品を店内で調理して、「できたて、つくりたてのおいしさ」を提供することで、外食店に負けない食事メニューを毎日提供できるよう取り組みました。また、一人前で食べやすい量目と価格帯も意識するなど、お客様の多彩な食シーンに合うよう考えました。

04
製造工場でも、
おいしさを追求。

大阪屋ショップでは、惣菜工場を稼働し、人気のポテトサラダや煮物などの調理品を毎日製造して、地域の食品スーパーマーケット企業に出荷しています。そのまま味わう商品を製造していますので、食べて満足いただけなかった場合は、当然リピートは期待出来ません。店舗のように、できたての味は演出できないものの、やはり「また食べたい」と言っていただける「おいしさ」を追求し商品開発・製造しています。季節やトレンドを取り入れたラインナップと、変わらぬおいしさで、食品スーパーマーケットの惣菜売場を彩り、品揃えの豊富さと便利さを提供し続けています。一手間工夫することは苦ではなく必要、というふうに、おいしさへの意識がますます高まっています。その変化が、さらなる味のブラッシュアップへとつながっています。大阪屋ショップの惣菜は便利でおいしい!と言い続けていただけることが目標です。